イノシシの一般的な料理のご紹介です。ご家庭では色々アレンジしてお召し上がりください。
E型肝炎ウイルスに関してはトップページに対処方法が記載されています。
※ イノシシの肉は半解凍のうちに薄く切ってください。肉が柔らかすぎるとうまく切れません。 ※
猪 鍋 |
一般的に親しまれているのが猪鍋です。普通味噌を入れて味付けします。 市販されているちゃんこ鍋用のダシで作ることも可能です。(濃いめに!) 猪肉は薄く(1.5〜2m/m位)切ることがコツです。 猟師のお話 天然の猪肉は煮込めば煮込むほど柔らかくなるそうです。 鍋の残り汁は猪の油が溶け込んでいますので野菜を入れれば味噌汁です。 |
作り方 (4人分 猪肉 400g〜500g ロース肉又はバラ肉) 鍋にだし汁を煮立て大根を入れ、火が通れば猪肉、椎茸(他のキノコでも良し) 白菜を入れ味噌を溶き入れて味をととのえてください。 最後に春菊、斜め切りにした青ネギをちらしたら出来あがりです。 (味噌は赤味噌が合います。好みでとうふ、焼とうふを入れてください。) |
イノシシ肉の焼肉 |
焼肉風にお召し上がる場合、猪肉を2mm〜3m/m幅に切り 鉄板で焼き、生姜のオロシ醤油で食べるのが一般的な様ですが 大根をすってポン酢で食べたら可也美味しいそうです。 猟師の食べ方は焼く時に塩、胡椒で味付けして食べるのが一般てきです。 猪肉(ロース)は油分が多いので焼きすぎは注意してください。 (ロース肉、バラ肉、モモ肉) |
イノシシ肉のシチュー |
材料 4人分 猪肉(ロース肉) 350g〜400g ニンジン 100g 小玉ねぎ 8個 グリンピース 1/2カップ 小麦粉 大さじ3 生クリーム 1/2カップ ローリエ 1枚 バター 50g スープ 1カップ 牛乳 2と1/2カップ 塩、胡椒は 少々 |
作り方 @ 猪肉を一口大に切り分け塩、胡椒をします。 A ニンジンは猪肉より小さめに切り、小玉ねぎは皮をむき根元に 十文字の切り込みを入れます。 B 鍋にバターを入れ火にかけて溶かし、猪肉を入れて表面を サット焼き取り出します。 C 猪肉を取り出した鍋にバターを入れ、小玉ねぎ、ニンジンを炒め 小麦粉を振り入れて焦がさないように弱火で炒め合わします。 D その鍋にスープを少しずつ加えてのばし、すこし煮てニンジンと 小玉ねぎに火が通ったらさらに牛乳を加えて猪肉を入れて煮ます。 E ひと煮立ちしたらグリーンピースを入れ再び煮立ったところで 弱火にして生クリームを加え、しばらく煮込んだあと、塩、胡椒で 味をととのえて仕上げてください。 |
紹介するのは島根県しまねの味開発指導センターが夏場のイノシシ肉用のために作成されたレシピです。
(島根県の地域食品産業の振興のために設立された県の機関です)
イノシシ肉のハンバーグ |
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材料 4人分 猪のひき肉 300g 玉ねぎ 1/2個 卵 1個 パン粉 大さじ3 牛乳 大さじ2 塩 小さじ1 ナツメグ 胡椒は少々 |
作り方 @ 玉ねぎはみじん切りにして炒め塩、胡椒で下味を付けて冷やしておく。 パン粉は牛乳で湿らせておく。 A ボールにしし肉を入れて良く練り、@と小麦粉を加えて調味料で 味付けして、小判形にまとめてサラダ油を熱したフライパンで焼き上げます。 (ハンバーグの形を整える時はひき肉を手の平に打ち付ける様に して空気を抜いておくと焼くときに割れません。) B とろけるチーズをハンバーグの上に乗せるのも良いかも!! チーズは余熱程度で溶けるので最後に乗せてください。 ポイント 肉は肉挽機でミンチにするか、包丁で細かく刻んだものを使用します。 猪肉に赤身が多い時はしまった感じに仕上るので豚肉の脂身などを 添加するとふっくら仕上がります。 |
イノシシ肉の唐揚げ |
材料 4人分 猪のモモ肉 300g ねぎ 10cm程度を細かく刻みます 醤油、酒 各小さじ1 ごま油 小さじ2/3 しょうが汁 小さじ2/3 塩 小さじ1/3 片栗粉、サラダ油 適量 |
作り方 @ 肉は一口大に切り、上の青色で表示されている材料をからめて20分間おいておきます。 A 肉の汁気を軽くふいて片栗粉をまぶします。 B 160度の位の揚げ油に4〜5分位あげていったん取りだし、180度に温度を上げて 戻しておいた肉を表面が色づくていどにカラット揚げて出来あがりです。 ポイント ねぎ、しょうが、ごま油は風味づけ臭みを消す効果があります。 調味料に付け込む時間は短めにします。長く付け込むと肉が硬くなります。 |
イノシシ肉のジャーキー |
材料 イノシシモモ肉1kg 塩30g 砂糖15g 水600cc 香辛料適量 |
作り方 @ 肉を薄くスライスする。 A 上の青色で表示されている調味液に一晩付け込む。 B 肉の水気をペーパーでふき取り、網に広げて1〜2時間風で乾かす。 C 乾燥機に入れて50℃で6〜8次間乾燥させる。 ポイント 肉は均等に切る。その時脂肪の部分は取り除くこと。 肉の色を鮮やかにさせるにはポリリン酸Naなどの添加物を加える必要があります。 (肉の厚さや、乾燥機の能力を良く考えて乾燥時間を各自で調整してください。) |
イノシシ肉のチャーシュー |
材料 イノシシロース肉 1kg みりん 180cc 日本酒 30cc 醤油 180cc 砂糖 120g 五香粉 少々 |
作り方 @ 上の青色の調味液を鍋で沸騰させて火から下ろし、五香粉を入れて冷却する。 A 肉は凧糸で縛り作った調味液に入れ一晩以上漬け込みます。(冷蔵庫にて) B 肉は加熱前に冷蔵庫より取りだし常温に戻しておきます。 C オーブンに入れて200度で10分、100度で約50分焼いたら出来あがりです。 (芯の温度の目安は75度です。成るべく75度前後にして下さい) ポイント 味付け、香辛料は好みにより加減してください。 温度が高いと焦げ易いので低温でじっくり中まで火を通すように!! |
イノシシ肉のにんにくロースト |
材料 イノシシロース肉(肉塊) 500g 濃口醤油 30cc にんにく 1/4個 |
作り方 @ ニンニクをすりおろしロース肉におろしニンニクをすり込みます。 A ビニール袋にニンニクをすり込ましたロース肉入れ、醤油を注いで 口を縛り一晩冷蔵庫で寝かせます。 B 一晩寝かせた肉をスチームオーブンに入れて180度で20分 そして又160度で約30分焼きます。 ポイント 肉は柔らかいロース部分の肉塊を使用します。 ニンニクは肉の表面にしっかりとすり込んで下さい。 仕上りの温度(標準160度)はお好みにより変えて下さい。 |
イノシシ肉の佃煮 |
材料 イノシシのモモ肉 300g サラダ油 大さじ1 生姜 1かけ 酒 1/3カップ 水 1/3カップ 酢 小さじ1弱 砂糖 30g(肉の10l) みりん 30cc(肉の10l) 濃口醤油 50cc はちみつ 大さじ1 |
作り方 @ 肉は4〜5cmの大きさに切りサラダ油をまぶしておきます。 A 生姜は薄切りにしておきます。 B 鍋に酒、水、酢、生姜を入れて煮立たせます。 肉が固まらないように加え約10分間煮ます。 C 砂糖、みりん、醤油、はちみつを加えて約15分煮ます。 ポイント 佃煮は脂肪の少ない赤身の部分が適しています。 臭み消しの為に生姜を加えます。 弱火でしっかりと煮詰め、はちみつを加えると艶がでます。 |